セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

セラピストの仕事は続けていればなんとかなる、という事実。

      

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せっかくリラクゼーションセラピストになったのに、すぐに辞めてしまう。すごく残念に思うので、このブログを立ち上げました。

 

今回は、なぜセラピストの仕事は続けるだけでなんとかなるのか、というお話です。

セラピストを続けていることは実はすごいこと

もうすでにリラクゼーションセラピストになっている方はご存知だと思いますが、リラクゼーション業界は本当に離職率が高いです。ボロボロ辞めていきます。

 

現にわたしの同期は20名ほどいましたが、5年以上続いているのはわたし含めて2人しかいません。ということは、わたしはただ続けているだけで数少ない10%の中に入っています。

 

トップセラピストとかじゃなくてもすでに10%の中に入っていて、その中でも指名数が30名を超えているセラピスト、となると5%です。わたしは5%の人材ということ。そう考えるとすごくないでしょうか。

 

わたしなんて…と思っているセラピストさん、続いているだけですごいことなんですよ。

 

セラピストを続けていると、周りが辞めて環境が変わる

リラクゼーションセラピストを辞めたい理由は、だいたいは収入面や人間関係です。過去の記事に書いていますので、よろしければ読んでください。

www.therapistshiraco.work

いろんな理由があって辞めたいときもある。実際わたしも過去にありました。ですがよく考えてみてください。

 

もし収入で悩んでいるとしたら。先ほどもお話しましたが、リラクゼーション業界は、みんなボロボロと辞めていきます。辞めていくとどうなるか。歩合制の場合、人員不足になるので自分の収入が上がりますよね?

 

また、指名のお客さまをたくさん持っているセラピストが辞めるとどうなるか。そのお客さまが、自分を指名してくれるチャンスが生まれますよね?

 

人間関係でも同じことです。もし気の合わないセラピストがいても辞めるかもしれない。そしてその可能性はすごく高い。(だいたい問題を起こすセラピストさんは、遅かれ早かれ辞めます)

 

そう。自分の状況はまったく変わっていなくても、周りが勝手に変わっていきます。しかも自分は先輩になり、そのサロンでも経験も増えてくる。いいですよね?

 

もし今のサロンが嫌いではない場合、生活できるくらいはもらえているなら続けてみてください。

 

何も考えなくてもできることが、セラピストが技術職である特権

本音を言うと、すべてのお客さまにすべての時間、100%集中して施術をしているかと言われると、そうではありません。

 

セラピストの仕事は技術職。勝手に手が動きます。職人さんってすべての時間を全部集中しているわけではないですよね。そんなことしたら、力が入ってしまってかえってうまくいきません。

 

何も考えていなくても、勝手に手が動くのが職人です。セラピストはこれに近い。でもお客さまによって変えなきゃいけないところは多々あるので、ある程度の集中力は必要ですけどね。

 

だからセラピストは、何か嫌なことがあったとしても無心に接客することができるんです。しかもちゃんと経験値は増えていく。感覚は無心であったとしても残ります。

 

もちろん一人一人集中して接客したほうが伸びるのは早いですが、そんなに集中力はもちません。細く長くがセラピストの鉄則です。

 

気分が下がっているときは無心で丁寧に接客する、のっているときは集中して接客する、これでもすごいことです。

 

さいごに

セラピストを辞めてしまう方が多いのは本当に残念なことですが、逆にこれからセラピストになる方はすぐに先輩なれますよ。それくらい辞めるセラピストが多いんです。

 

もし今、辞めたいと思っていたとしたら、せめて1年は続けてみてほしい。本当に信じられないスピードで環境が変わりますから。