セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

めっちゃ上手いリラクゼーションセラピストなんて滅多にいない。じゃあなんで差がつくの?

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リラクゼーションセラピストの方は特に、他のセラピストの施術を積極的に受けに行くべきだと思います。身体のメンテナンスにもなるし、勉強にもなるし、一石二鳥!業務委託契約のセラピストなら経費で落とせるので、一石三鳥か笑

 

で、受け続けているとあることに気がつきます。
「上手いって噂のセラピストだったけど普通やん」

 

これ、リラクゼーションセラピストだったら大きく頷いてくれるはず。じゃあなんで成績に大きな差がつくのでしょうか。

技術力は絶対必要だけど生かすも殺すも接客しだい

以前こんな記事を書きました。

この記事の中にも書いていますが、リラクゼーションセラピストが一番求められているものは「技術力」です。これは間違いありません。

 

でも技術力ってそう簡単につかないんです。職人の世界ですから、そんなにすぐに身につくもんじゃない。それでもすぐに指名がついたり売り上げを伸ばせるセラピストっていますよね。でもまったく伸びないセラピストもいる。何が違うのか???

 

答えは「接客力」です。正直、接客力は技術に比べてすぐに身につけられます。リラクゼーションに通っているお客さまも人間。極端に技術の差がないなら、感じのいいセラピストにお金を払いたいんです。

 

ここが治療とは違うところで、「治す」ことが目的ではなく「癒し」が大きなポイントとなるリラクゼーションだから言えること。

 

患者さんではなく「お客さま」は、
・辛いところをいっぱい触って欲しい!(治療なら言えない)
・自分の希望した時間施術して欲しい!(治療なら言えない)
・感じのいいセラピストさんがいい!(治療なら言えない)

こう思っています。

 

ある程度の技術力があるリラクゼーションセラピストが数字が伸びないということは、接客力が低い以外にない、と断言できます。お客さまのニーズに答えられていないか、感じが悪いかどちらかです。

 

今まで本当に上手い!と思ったのは2人だけ

わたしは20歳くらいからリラクゼーションサロンに行くのが好きで、それがきっかけでこの世界に飛び込みました。もう、サロンに行った回数なんて数え切れないくらい行ってます。

 

そのわたしがですよ…。この人めちゃくちゃ上手いな!と感動して印象に残っているのはたった2人だけ。いろんな人に紹介されて、いろんなサロンに行きましたが、それでも2人だけ。

 

そのうちの1人は異動してどこかの田舎に行ってしまって受けられない。もう1人は気軽に受けにいける所にいらっしゃいますが、この前行ったらなんか以前とは施術が違っていました…。

 

もうね、こんなもんです。確かに指のタッチとか相性もある。好き嫌いもある。それでもこれだけ通って、感動するレベルに上手いな!と思ったのはごくわずか。これが現実です。

 

これくらい技術力って難しい。だったらコツコツ地道に技術力を上げつつ、接客に力を入れるほうが効率がいいし、数字が上がってくれば自分のモチベーションも違ってくるしテンションも上がってくる。

 

ただひたすら地道に技術向上の努力だけじゃ、精神が持ちませんからね。接客力の強化、セラピストには本当におすすめです。