セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

わたしがリラクゼーションセラピストになったきっかけ。

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まずは、わたしがリラクゼーションセラピストになったきっかけをお話しておきたいと思います。(わたしは女性です)

身体が弱かった幼少期

わたしが小学生のとき、身体が結構弱くてよく体調を崩していました。熱が出る、嘔吐する、のどが腫れる、の繰り返しで、親は本当に大変だったと思います。

 

ある夜、わたしが嘔吐がとまらなくなり悶絶していました。なぜか嘔吐がとまらない。別になにも変なものは食べていない。眠気はくるのにぜんぜん眠れない。

 

衝撃の瞬間

吐き気の苦しさと眠れない苦しさで、もうわたしの身体は限界に。

そのときでした。

 

母がわたしの背骨の横らへんを押し始めたんです。ツボ押しでした。そうしたら、劇的に気分がよくなりました。

 

あんなに吐き気が止まらなかったのに。

あんなに眠いけど苦しくてたまらなかったのに。

押されているときは、本当に身体が楽でした。

 

でもそれは深夜で母も限界だったんでしょう。ものの10分くらいで力尽き、それからはまた地獄の吐き気に襲われたまま、朝を迎えました。

 

原因不明だったけどすぐに家に帰れた

朝一番に町の病院へ行きましたが対処できないといわれ、急遽大きな病院へ。そこでの診断は、嘔吐による激しい脱水症状、でした。原因は不明。なんかのウイルスにでもやられたんでしょう、とのこと。

 

わたしは点滴を打たれたまま爆睡し、数時間後に起こされて無事自宅へ。

 

あの衝撃の瞬間と快楽が忘れられない

いまだにあのツボ押しの感動が忘れられません。本当に気持ちよかった。本当に楽になった。

 

あれが母の愛情を感じて~とかそういうものではなく(あったかもしれなけど)、明らかにツボ押しの効果と快楽を感じた瞬間でした。

 

それからというもの、父が「あんまさん」のところに行くと聞くと、相当羨ましがっていました。一度連れて行ってと頼んだこともありましたが、贅沢すぎると言われかなわず。

 

でも時代は変わって高校生くらいになったとき、リラクゼーションサロンがちらほら出来ていました。親に頼み込み、一緒に受けたりしていました。

 

今思えば、あのときのツボ押しの感動の瞬間と、そしてリラクゼーションの仕事があることを知ったときが、セラピストになったきっかけなんじゃないかな、と思います。