セラピストあるあるで、嫌われるセラピストのパターンって決まっています。【ベテラン】と書きましたが、新人以外のセラピストのことです。
新人の記事は前回書きましたので、よろしければどうぞ。
therapist-shiraco.hatenablog.com
もう新人でもないので怒られることも少なくなる。そうなるともう大変です。さらに先輩のセラピストが厳しく叱ってくれるか、マネージャーやオーナーから叱られるしかないですからね。
でも新人じゃないセラピストって人からやーやー言われるのが苦手ですから、素直に聞き入れられない。
そこで今この記事を見ているあなたがベテランセラピストなら、ぜひ自分の胸に手を当ててみてください。もはや自分で気づく以外に方法はないですから。
嫌われるセラピストは必要以上にガツガツしすぎ
めちゃくちゃあるあるじゃないですか?(笑)はたから見てても、もうベテランなのに…とめちゃくちゃ思います。かっこ悪い。
どういうことか具体的に例をあげてご説明します。
全員接客中の状態で、11時から90分コースの予約が1件入っている。新人セラピストしか時間的に担当できないので待っている。順番的には、今接客中のベテランセラピストの方が先、という状況。
そこでベテランセラピストが急いで接客を終わらせる。11時10分以降からしか接客に入れないと書いておきながらも、急ピッチで終わらせる。それは11時からの90分のコースに自分が入りたいから。
もう、こんなシーンを何回見てきたことか。見苦しいです。自分で11時10分から、と書いたのなら、たとえ早く終わったとしても(終わらせたとしても)新人セラピストに担当してもらったらどうでしょうか。
なぜならあなたはベテランですよね?そんな小ざかしいことをしなくったって、指名も取れるスキルがあるし、ほかの日にはバンバン接客に入れますよね?仮にそうじゃなかったとしても、先輩である余裕を見せてください。
そんなことをしていたら新人セラピストから嫌われることは当然ですが、同僚のセラピストはみんなあなたがしていることに完全に気づいていますよ?必要以上にガツガツするのはやめてください。
嫌われるセラピストは雑用をしない
これは指名数が多いセラピストが結構当てはまるように思います。指名数が多いと、雑用をする時間が本当にないです。一日ぎっちり予約で埋まり、接客以外には何もできない状態。
でも、雑用をやってくれている他のセラピストに「ありがとう!」と言うことはいくらだってできます。これができないと、みんながいくら「あの人は指名でぎゅーぎゅーに埋まっているから」と頭ではわかっていても、なんか納得できなくなってくる。
指名が多いのをいいことに、ぜんぜん雑用せーへんやん。と。
たとえ指名が多くても、できることはいっぱいあります。たとえばオープン作業を完璧にしてプラスαのことをしていたり、どんなに疲れていてもクローズ作業を率先してやったり。
だって、自分ができないときに雑用をぜーんぶやってくれているんです。それくらい当然じゃないでしょうか。最悪、感謝の言葉を伝えるくらいは絶対にやりましょう。
嫌われるセラピストはお客さまを選り好みする
これも現役セラピストの人には、めちゃくちゃうなずいてもらえる内容だと思いますが、本当にお客さまを選り好みするセラピストっているんです。
どういうことか、こちらも具体的に例をあげてご説明します。
2人ペアで一緒にご来店のお客さまがいらっしゃる。一人は明らかに身体も大きくカチカチの身体の方。もう一人は小柄で身体の硬さも普通の方。リピートされている方々で情報がわかっている、という状況。
このとき、特にサロンで順番が決められていない場合、嫌われるベテランセラピストは率先して小柄なお客さまを担当しようとします。しかもしれっと。
もう、見苦しいです。順番が決まっていないなら、ベテランセラピストが難易度の高いお客さまを担当してあげてください。(身体が硬いからといって難易度が高いとは限りません)
嫌われるセラピストは人の指名のお客さまを狙う
現役セラピストの人、うなずいてますかー?(笑)あるあるですよね。どういうことか、こちらも具体的に例をあげてご説明します。
たとえば新人セラピストを指名してきたお客さまがいたとする。でもその新人セラピストは休み。そこでベテランセラピストが担当することになった、という状況です。
担当すること自体は普通のことです。でもここでめちゃくちゃ張り切っちゃうんです。明らかに自分を指名してもらおう、という魂胆は周りから見え見えです。なんでそこまでハイエナになれるの?と思うくらい。
わたしははたから見ていて、プライドがない人だなと思っています。そしてそのお客さまが別の日に、また新人セラピストを指名して来店されたときは、わたしは心の中でガッツポーズをしています(笑)
もう、ベテランセラピストなんですから、そういう場合でも普通に接客してください。ちょっと控えめくらいでいい。それでもベテランの風格は確実に出てしまうものですから。
さいごに
もし当てはまっていたら、同僚に嫌われているかもしれません。ベテランセラピストになっても感謝の気持ちを忘れずに、プライドをもってお仕事したいです。
わたし自身も、自分の行いを振り返るいい機会になりました。いつになっても、後輩や同僚に優しいセラピストを目指しましょうね。