リラクゼーションサロンの店長って本当につらいですよね。楽しさ2割、苦しさ8割ってところでしょうか?リラクゼーションじゃなくても、どこもきっと同じですよね。
わたしはリラクゼーションサロンの店長とマネージャーの経験がありますが、ミーティングを成功させるにはコツがあります。コツはたくさんありますが、今回は特に重要な3つをお伝えしますね。
ミーティングの前に根回しをしておく【重要度AAA】
最重要のコツです。ミーティングはぶっつけ本番でするものではありません。店長は何を話し合うか分かっている訳ですから、その話題について得意なセラピストに根回しします。
たとえばこんな感じです。
「ゆきちゃんは延長してもらうの得意だけど、何かコツはあるの?」
「え!特に意識しているわけではないですが、このタイミングでおススメすると…」
を一通り聞きます。そして、
「それミーティングでみんなに教えてあげてほしい」
と提案します。
これをミーティングの内容に合わせて、何人かに仕込んでおきます。そしてミーティング本番で、そのセラピストに優しく話題を振る。そうすることで、店長が答えを言わなくてすみますし、発言するセラピストに責任感が出ます。
一番最悪なパターンは、店長がずっとベラベラしゃべっているミーティングです。「会社からこう言われました。だからこれをこうやって下さい、お願いします」「はーい」のパターン。
時間の無駄です。誰の頭にも入ってないし、印象にも残らないのでやめてください。
ミーティングは具体的な数字を決めてもらう時間にする【重要度AA】
先ほどの要領でミーティングを進めていくと、「成功例ありがとう。わたしもやってみます」で終わります。これではせっかく発言してもらったのに、みんなは実は他人事。
ここでようやく店長が出るときです。「じゃあ、みんなどれくらいの数字だったらいけそう?」とつっこんで聞いてみてください。
聞けばみんなちゃんと答えてくれますが、それで終わってはダメです。ミーティングが終わって1週間くらいたったときに、「今どれぐらい?」と優しく聞くようにします。
これは、ちゃんと見ていますよ、というアピールでもありますし、分からなかったら聞いてね、というアピールにもなります。必ず一緒に追いかけてあげてください。
ミーティングに参加している人全員に発言してもらう【重要度A】
おとなしい性格のセラピストは、積極的に発言をしようとしませんよね。こういうセラピストには、簡単に答えられる質問を店長が振ってあげてください。
ミーティングで発言するセラピストは決まってくるので、ちゃんとバランスをとって店長が全員に質問を振ってくださいね。それだけでも一体感はうまれます。
理想のミーティング
ミーティングでは店長は方向を決めて、あとは修正とまとめるだけの役割です。
最後ふたを開けてみたら、答えは全部店長以外のセラピストが話していて、具体的な数字を決めたのも全部店長以外のセラピストだった!というのが理想のミーティング。
あとは具体的な数字を一緒に追う役割を店長がすれば、ミーティングの時間が無駄になることはありません。
店長さん、毎日大変だとは思いますが、応援していますので頑張ってください!