セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

リラックスって難しい。セラピストが教えるリラックス法の見つけ方3つ

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あなたは今リラックスしていますか?また、リラックスできる方法を知っていますか?

 

わたしはリラクゼーションサロンで働いていますが、実はリラックスするって難しいですし、しっかり分析したことがない方がほとんどなのではないでしょうか?

 

今回は、セラピストが教えるリラックス法の見つけ方を3つ、お伝えします。

リラックス法の見つけ方1:無になれたものを徹底的に思い出す

世間で言われているリラックス法などはすべて無視して、自分が無になれたものを徹底的に思い出してください。

 

無になるとは、何も考えない状態か、そのことしか考えられない状態のことをここでは言います。それでもちょっと分かりづらいと思いますので、具体例をあげますね。

 

たとえば、わたしにはお気に入りの岩盤浴付温浴施設があります。そこの岩盤浴は平日は結構空いていて、平日にしか行けないわたしにとってはもってこい。

 

静かな岩盤浴ルームに入ると、もう本当に何も考えなくなります。「汗でてるな~…気持ちいいな~…水飲みに行こうかな~…」の繰り返しだけ。

 

あまりの気持ちよさに4時間はいます。まる4時間「気持ちいいな~…」だけで終わる時間は、わたしには他に見つかりません。しかも身体もデトックスできるし安い。いいことしかない。

 

他にも、「あ!あっという間に3時間も経っていた!」と思えるものだったら何でもいいんです。読書でもいい。ゲームでもいい。運動だっていい。

 

その世界に入り込んで何も考えられない状態になれれば、その人にとってはそれがリラックス法です。目に悪いとか、肩がこるとか関係ありません。

 

リラックス法の見つけ方2:自分に興味を持ってくれる人をリストアップ

自分に興味を持ってくれる人とは、
・あなたがやっていることや考え方を肯定してくれる人
・あなたのことを尊敬している人
・あなたに会いたいと言ってくる人
などです。

 

ではなぜ自分に興味を持ってくれる人を思い浮かべることが、リラックス法を見つけることになるのでしょうか。

 

それはあなたがその人に会えば、必ず楽しい時間を過ごせて、別れた後も会えたことをうれしく思うからです。

 

さらにその人に会えば、あっという間に時間が経つのではないでしょうか。先ほどお伝えした内容も含まれていますよね。

 

リラックス法の見つけ方3:自分に優しくできていないことを自覚する

ストレスがたまっているお客さまの身体は本当にかたいです。疲れている箇所とか一応言われますが、そんなのは関係なしに身体全体がカチカチになっています。

 

そういうお客さまを接客していると、「この方は自分に優しくすることが苦手な人なんじゃないかな」と感じます。自分に厳しいタイプですね。

 

自分に優しくするとは、「これはだめ、あれはだめ」と自分に言わないようにすることです。

 

たとえば、「こっちの方が美味しそうだけど高いからだめ」「すぐに寝たいけどこれやっとかないとだめ」などです。

 

高いけど美味しそうなんですよね?だったらちょっと奮発して美味しい方を食べれば、「しあわせ~~」と思う時間は増えます。他のどうでもいいものを節約すればいいんです。

 

やっとかないとだめだけど寝たいんですよね?だったらすぐに寝て「しあわせ~~」と思う時間を優先させてください。その分朝スッキリしてからやればいい。

 

全部自分の思い通りにはいきませんが、自分で調整できるところくらいは自分に優しくすると、リラックスできる時間が増えていきます。

 

まずは「自分に厳しいタイプで、今までは自分に優しくなかった」と自覚することからはじめると、自分がどこで強く幸せを感じることができるのかが分かってくるようになりますよ。

 

リラックス法は人によって全く違うのが当たり前

ここまで読んでくれたあなたはもう気づいていますよね?リラックス法は人によって違うのが当たり前です。

 

ちなみにリラクゼーションサロンは、人によってはこの3つのポイント全てを満たします。なので、当てはまる方がサロンにいらっしゃるんしょうね。

  1. 無になれること
  2. 自分に興味を持ってくれる人
  3. 自分が幸せを感じるポイント

この3つは自分なりにカスタマイズが必要なので、一度じっくり考えてみてください。