足つぼマッサージ、受けたことありますか?
わたしはリラクゼーションセラピストなので、自分が施術するときは「マッサージ」という言葉は使わないのですが、今回はわたしの施術の話ではないので使いますね。
足の裏には全身のつぼがあります。そして不思議なことに細かく臓器の場所が決まっていて、不調なところや変化があるところは高い確率で押すと痛いです。
今回は、足つぼを意識すれば自分の体調が手に取るように分かるようになる、というお話です。
足つぼを押さなくても、意識すれば足裏に変化がおきていることが分かる
誰でも足つぼを意識していれば、普段とは違う足裏の変化に気づけるようになります。
昨日は感じなかったチリチリとしたうずきや、少しですがじんじんする感じがしたり。またやたらふくらはぎの下の方がだるくなったり、足裏の一部分だけがズキズキしたりしています。
お客さまは「足が疲れている」と一言で済ませてしまいますが、セラピストがお客さまから詳しく聞いてみると、症状は千差万別です。それだけ足裏に違った反応が出ているということです。
たとえばわたしは、足つぼを意識することでもうすぐ生理がくるかどうかが100%分かります。かかとの内側がちょうど子宮のつぼなのですが、3日前からうずいてきます。同時にふくらはぎが重だるい感じになり、左足の方に強く反応が出ます。
うずいてきたら「来るな」と分かります。生理通がまったくないので、非常に便利です。
またわたしの話で恐縮ですが、食べ過ぎると親指の下の方にある胃のつぼがチリチリとうずきます。これは右のときもあれば左のときもあります。「もう食べるな」という足つぼのサインなので、セーブします。
足つぼを押すとさらに効果がある
先ほどの例で言うと、別に生理が悪いわけではなく、胃が悪いわけでもありません。ただ身体に変化が起きていることを教えてくれているのです。
もちろん悪いところがある場合にも、足裏は変化していきます。どちらにしても、足つぼを押せばいい効果しかありませんので、積極的に押すことをおすすめします。
身体は冷えた部分から悪い症状が出てきます。足つぼを押すことでその臓器に血液を送ることができるので、内臓の症状に特に効果的です。肩とか首は触れても、胃とか子宮は触れませんからね。
まずは足つぼを意識してみよう
まずは足裏やふくらはぎに少しの変化があれば、見逃さないことです。親指にチリチリとした痛みがあるとか、朝起きたらかかとの周りがじんじんするとか、いつもはスルーしている変化を意識してみてください。
それを覚えておいて、足つぼの表と照らし合わせてみてください。そこが足裏からの何かしらのサインなので、余裕があれば刺激してください。押すと少し痛いはずなので、最初は無理…してでも押してみてください。
この繰り返しをしていれば、立派に足つぼを生活に取り入れていることになります。思った以上の効果がありますので、試してくださいね。