リラクゼーションサロンの店長さん、お疲れ様です。店長ってやりがいはもちろん大きいですが、その分しんどさは倍くらいありますよね。
「こんなに頑張っているのにみんなは平気で文句を言ってくる…」とかは序の口で、あるあるですよね。
今回は、尊敬されるリラクゼーションサロンの店長になるための具体例を、お伝えします。
- セラピストはみんなのために動いている店長を尊敬する
- みんなを気遣うセラピストとは、具体的に何をするの?
- セラピストは自分を優先させる店長に反抗する
- リラクゼーションサロンの店長の最終目標は売上をあげること
セラピストはみんなのために動いている店長を尊敬する
リラクゼーションサロンは女性中心の職場なので、女性特有の考え方で動いています。
男性中心の職場だと成績がいい人が評価されるイメージですが、女性は「他の人のために頑張っている人」を、成績は度外視で高く評価します。
リラクゼーションサロンで置き換えると、めちゃくちゃ成績がいいけれどワンマンで自分中心のトップセラピストより、成績はそこそこだけどみんなを気遣えるセラピストの方が明らかに尊敬されます。
みんなを気遣うセラピストとは、具体的に何をするの?
色々ありますが、箇条書きにしていきます。
・セラピスト一人一人の体調を気にかける
・良かったところをほめる
・感謝をすぐ伝える
・言い方がソフト
・みんなのプライベートを考慮したシフトを作れる
・業務で困っていたら助けてくれる
・気分が一定
etc…
もっともっとありますが、一つ一つを見ても店長がいつもやっていることですよね。こんなこと、とっくにやってるよ!という声が聞こえてきそうです。
ですが、自分に余裕がないときや、自分の調子が良くないときはどうでしょうか。イライラが顔に出ていませんか?口調がきつくなっていませんか?どんな時でも一定でいることが、尊敬される店長になれるポイントです。
また、「みんなを優先させていたらお店が回らないよ!」と思うかもしれませんが、それは目先のことを見ているだけです。逆に自分を優先させているから、最終的にお店が回らなくなるんです。みんなのことを考えてみんなを優先していれば、みんなが店長に協力しれくれるようになります。
心理学の「返報性の法則」をご存知でしょうか?何かを与えられたら、何かを返したくなる心理のことです。それは、店長がキツイ状況の方がより効果は高い。もしお金が1,000円しか持ってない人が、困っている人に1,000円あげてたら感動しますよね。
セラピストは自分を優先させる店長に反抗する
だいたい店長って成績がいい人が選ばれますよね。
会社からすると、数字を出してくれるセラピストにお店を引っ張ってほしい。でも成績がいいセラピストって基本ガツガツしていて、自分のこと中心に考えているセラピストが多い。だから「成績はいいかもしれないけど…」と周りのセラピストは思うんです。
成績がいい店長はこう思います。
・だって指名予約があるから雑用はできない
・だって指名予約で埋まっているから教える時間がない
・だっていつも予約で埋まっているから、暇なときくらいゆっくりしたい
気持ちは分かりますし、実際忙しくて時間もないのが本当でしょう。でも、周りのセラピストは「じゃあなんで店長なの?」と反発します。たとえ会社から無理やり「店長やって」と言われた場合でも、です。
これは全部自分を優先させているからです。もちろんお客さまが優先ですが、その次に周りのセラピストが優先です。それは自己犠牲では…と思うかもしれませんが、違います。結果的には自分のためです。
リラクゼーションサロンの店長の最終目標は売上をあげること
尊敬されることばっかり目を向けていたら売上が下がるような気がするかもしれませんが、上がります。
店長の最終目標は、お客さまに喜んでもらい、サロンの売上を増やし、みんなの収入を増やすことです。まさにwin win winの関係ですね。
自分の売上や収入だけを考えている店長は尊敬されません。逆にみんなを気遣うことができる店長は、結果的にみんなの収入を増やし、サロンの売上を増やすことになるので尊敬されます。
せっかく店長になったのですから、自分の成績だけではなく、もうひとつ上のステージへ上ってみてください!みんなが支持する店長になれたら、本当に充実しますよ。