リラクゼーションセラピストは一対一の接客なので、男性のお客さまに勘違いされてしまうセラピストも少なからずいます。
リラクゼーションサロンは女性のお客さまも多くいらっしゃいますし、あからさまな夜の雰囲気はもちろんありませんが、セラピストの対応によって勘違いさせてしまっていることがあるのも事実です。
今回は、セラピストがキャバ嬢になっていないかをチェックする方法、をお伝えします。
勘違いされるセラピストは身だしなみが悪い
身だしなみだけで、勘違いされるセラピストかそうじゃないかはだいたい分かります。身だしなみとは、髪型、髪のカラー、メイク、靴、ピアス、ネイル、香水などのにおいなど、会社からのガイドラインのことです。
勘違いされるセラピストは、だいたい会社のガイドラインを守りません。このくらいだったら…という気持ちでどんどんエスカレートしていきます。
ちょっとだけ髪の毛を茶色く、ちょっとだけ大きめのピアス、ネックレスなら見えない、会社規定じゃないサンダル、ナチュラルメイクとはいい難い濃い目のメイク…など。
わたしが今まで見てきた勘違いされるセラピストは、100%当てはまっています。
勘違いされるセラピストは個人的に連絡を取っている
これも会社からのガイドラインにあるはずですが、普通のセラピストならお客さまから連絡先を渡されたとしても受け取ることはありません。「会社の決まりで受け取ることはできません。」と一言言えばすみます。
勘違いされるセラピストはもともとガードが甘いので、連絡先を受け取ってやり取りをはじめます。そして自分があいている日時を連絡し、男性客にサロンに来てもらうようになります。
これはもう、やっていることはキャバ嬢ですよね。営業です。キャバ嬢はそれが立派な仕事ですが、リラクゼーションセラピストの仕事ではありません。もしトラブルになったとしても、会社はいっさい守ってくれません。
しかも一緒に働いているセラピストから見ても、気持ちのいいものではありません。「個人的に連絡を取ってまで…」と引かれてしまって、自分の居心地が悪くなります。
勘違いされるセラピストは男性の指名客しかつかない
勘違いされるセラピストは、ほぼ男性客しかつきません。これ、あるあるですよね。
似て非なるものに、容姿がいいセラピストがいます。この場合男性客の方が多くなるかもしれませんが、女性客もちゃんとつきます。容姿がいいのは、そのセラピストが持って生まれたもの。それだけで癒されるのは当たり前で、男性も女性も癒されます。
ですが、女性客はまれで男性客ばかりのセラピストは、自分が勘違いさせている可能性大。
バシっと断らないといけない場面で、曖昧にしていませんか?
まあいっかと、男性客に甘えていませんか?
勘違いされるセラピストは実は本人も望んでいる
「なぜか○○ちゃんはいつも勘違いされちゃうよね~」とか「○○ちゃんはそんなつもりないのにね~」とか、うそです。ありえません。
勘違いされるセラピストには隙があります。それはほとんどの場合、意図的にセラピスト自身が隙を見せています。それはセラピスト本人が、男性客がつくのを望んでいるからです。
なぜかというと、自分に少なからず好意がある男性客は楽だから。クレームにもなりにくいし、自分が空いているときに来てもらえる。予約もセラピストの都合に合わせてくれることが多かったりと、効率がすごくいいんです。
サロン、お客さま、セラピスト、すべてwin win winの関係でいいように見えますが、リラクゼーションセラピストである以上、周りのセラピストに堂々と言える方法で成績を伸ばしてください。
さいごに
魅力的なセラピストになることと、勘違いされるセラピストになることは全く違います。凛とした姿で、誰から見ても魅力的なセラピストを目指してくださいね!