以前に「目標がなくてもいい。意識高い系じゃなくてもいい。」という記事を書いていますが、それは「常に意識高い系じゃなくていい」ということであって、だらだら文句をいいながら過ごしていいんだよ、ということではありません。
だいたい文句をずーっと言っているセラピストで、人気のあるセラピストは絶対にいません。これは断言できます。
今回は、やる気がないセラピストの言葉が与える悪影響について、お伝えします。
やる気がないセラピストがよく言う言葉とは?
・だるい
・ねむい
・しんどい
・疲れる
この4つは鉄板。本人は気づいていませんが、もう口癖になってしまっているセラピストもいます。他にも「つらい」「辞めたい」「帰りたい」「めんどくさい」もあります。
わたしは結構スピリチュアルなことを信じるタイプなのですが、本当に「言霊(ことだま)」ってありますよ。鉄板の4つを言いまくっているセラピストは、サロンでもあまりいい波にも乗れていませんし、プライベートもそこまで充実している感じではありません。
また逆もしかりで、いい言葉を使っていると本当にいい波に乗れますし、プライベートも充実してきます。自慢するのではなくてポジティブな言葉を使うだけなので、嫌味にもなりません。
周りのセラピストはお愛想で心配しているだけ
たまにならいいのですが、口癖のように何度もネガティブな言葉を言われると「またか…」と内心結構うんざりします。
周りのセラピストは優しいので「大丈夫?」などと声をかけてくれるかもしれませんが、本音はうんざりしていますし、また気を使わなくちゃいけないのか…という気にもなっています。
はっきりいいますが、やる気のない言葉ばかりを言うセラピストは周りのセラピストに迷惑です。やる気をそがれますし、余計な気も使わなくちゃいけなくなる。
たとえば「これ一緒に練習しよう~」と持ちかけても、一人が「だるいし眠いし、しんどいし疲れる」って言ったらどうでしょうか?本当にしんどいならいいんです。「しんどい時にごめんね!休んでて」って本気で心配しますが、いつも口癖になっているセラピストなら迷惑でしかない。
そして「どうせだるいって言われるだろうな…」と思われるようになって、誘われなくなる。自分だけならいいんですが、周りのテンションも下げてしまうことに問題がある。
自分だけが置いていかれて居心地が悪くなる
ズルズルと周りのテンションも下げてしまいますが、それを言っているセラピスト自身が実は一番テンションが下がっています。
セラピストのお仕事は接客業ですので、お客様がご来店されたときにパッとすぐに気持ちを切り替えないといけないですが、テンションが下がっていると難しい。その場しのぎではできるかもしれないですが、ちょっとぎこちなります。
これが続くとどんどん数字に出てくるようになります。当の本人はテンションを無理やり高くして結構頑張っている気になっているので、「なんで?」と思うかもしれないですが、ベースのテンションが低いの無理やりあげてやっと普通のテンションくらいにしかなっていない。
しかももっと怖いことに、職場で言っているということはプライベートでも言っている可能性がすごく高い。気を張らなければいけない職場でさえ言っているのですから、きっとプライベートではもっと言っているでしょうね。
となると、さっきの言霊の話に戻りますが、ズルズルと悪い方向にしかいきませんよね。周りのセラピストは仕事もプライベートもうまくいっているのに自分だけ…という状況になりかねません。
やる気のない言葉は、周りもですが自分を一番傷つけます。自分が発する言葉の重さと重要さに気づき、セラピスト業もプライベートも充実させてくださいね。