「淡々と仕事をすることが重要」ということは何度か書いていますが、本当にそう思うのでもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。
淡々と仕事をするとはどういうことか
「淡々と」というと、頭をからっぽにしてただただ毎日仕事をこなす、という風にとられるかもしれませんが、そうではありません。
わたしのいう「淡々と」とは、メンタルを無駄にアップダウンさせずに目の前のやるべきこと(またはやりたいこと)に磨きをかけていく、ということです。
「目の前のやるべきこと(またはやりたいこと)」のことを話し始めるとキリがないので、今回はメンタルを無駄にアップさせない、ということにフォーカスしたいと思います。
仕事は生活の基盤であり、アップダウンさせる必要はない
仕事は長丁場。リラクゼーションセラピストの方でも頻繁に転職を繰り返している人もいて、それを否定することはないですが(合わないならさっさと辞めればいいと思っています)、それって疲れるんです。
生活していると、例えば友達と喧嘩したり、恋人とハッピーな時間を過ごしたり、そういった感情が入り混じって、自然とメンタルがアップダウンしますよね?
メンタルがアップするだけならいいですけど、必ずダウンすることも起きる。これは陰陽の法則で当たり前だし、避けることはできません。
ではセラピストの仕事はどうか。友達や恋人は感情を切り離して考えることは難しいですが、仕事ならできる。こうやって書くと冷たいようですが、誰とでも心を許して仕事をしているわけじゃないし、お客様にもほぼ全員に心を許しているか、というと絶対ない。
ということはできる。メンタルをアップダウンさせずに仕事をすることは可能です。他のセラピストがなにか言っていても「そういう考え方もあるんだ」と思い、仕事でなにかあっても「次からは気をつけよう」と思う。
そうやって、メンタルを無駄にアップダウンさせずに淡々と仕事をし、自分に磨きをかけていく。一番省エネで、楽で、実は最短で自分を向上させるスキルなんじゃないかな、とさえ思っています。
わたしのモットーでもあります
わたしにはモットーとか座右の銘と言えるのが2個あって、そのうちの1つが「淡々とこなす」です。ちなみにもう一個は「本物はシンプル」。
リラクゼーションセラピストは、急激にうまくなったり急激に人気がでる人は稀です。逆にそんなのは狙わなくていい。
もっというと離職率も高い業界ではありますが、50年以上現役でセラピストをしているツワモノもいる。短期間で結果を出せるセラピストより、息が長くて技術もあるベテランのセラピストを目指す。
すぐに結果が出る仕事ではないからこそ、淡々と仕事をこなす。リラクゼーションセラピストに必要なスキルだと思います。