セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

セラピストとして、数字の悪さを天候や環境やお客様のせいにするほどダサいことはない。

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 リラクゼーションセラピストは接客業である以上、ある程度の波があるのはしょうがない。

でもね。それを周りの人のせいにしたり、環境のせいにしたりするのはなんか違うな、と思うんです。

今日はそんなお話。

プロはどんなときでも言い訳しない

これはわたしの価値観であり持論ですが、他のセラピストが、
「今月は台風が多かったから分数稼げなかったわ」とか
「あの人がミスをしたせいで今月目標達成できなかった」とか
「関西は関東に比べて景気が回復していないから」とか、、、
(※被災された方のことを言っているのではありません)

 

そういうことを言っているのを聞くと、「ダサー」と内心思っています。
なにがダサいって、自分の腕一本でやってる以上、周りの環境や天気、ましてや景気なんて絶対に無関係。

仮に影響があったとしても微々たるものだし、影響が出るのが嫌なら予測してなにか手を打てばよかっただけのこと。

 

そうじゃなくても怪我もする、病気もする。多分天候や環境や景気のせいにするセラピストは、自分の管理能力の低さを棚にあげて怪我や病気のせいにするんでしょう。

 

自分の技術を売っている以上、すべて自分のせい。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

谷亮子選手の言葉がかっこよすぎる

柔道の選手だった谷亮子選手は、オリンピック直前に怪我をして1ヶ月間くらいほとんど練習できなかったときがありました。


インタビュアーに「丸1ヶ月練習ができていないようですが、不安ではありませんか?」と聞かれたとき、谷亮子選手はふっと笑って「7歳から毎日練習していますから」と答えていました。

 

しびれますね。これぞプロ!

 

ここまで言ってのけるのには、血の滲むような練習を毎日毎日こなしてきた自信があるからでしょう。

 

ここまでにはなれないにしても、売り上げが落ちていることを景気のせいにしたり、自分の指名数が減ってるのを天候のせいにしたりするのではなく、最低でも「自分の努力不足だから」と言ってのけるプライドが欲しい。

 

どんな状況でもベストを尽くすのが、セラピストとしての最低の条件

プロの料理人が、
「このキッチンではできないなー、どこどこ製のオーブンがないと〜」とか
「日本は気温差が激しくて食材が管理できない。環境が悪すぎる」とか
こんな感じで言っていたら、「だっさー!なに様!?」としか思えない。

 

どんな状況でも結果を出すのがプロであり、どんな状況でもベストを尽くすのがプロ。別に有名なシェフじゃなくても、トップセラピストとかじゃなくても、お客様から料金をいただいていたら全員プロ。

 

結果的にお客様が怒って帰ることになったとしても、そのお客様にベストを尽くすことは誰でもできる。ぐっずぐずな結果になったとしても、諦めないでベストを尽くす。

 

「あのお客様は難しい身体だから」とか
「あのお客様は今日は機嫌が悪かったから」とか
そんな周りの変な優しさを鵜呑みにしてはいけません。

 

自分の腕一本でやっている以上、どんなことでも全部自分のせい。
こう思って日々わたしも頑張っています。