わたしは控えめに言っても、そこまで成績のいいリラクゼーションセラピストではありません。
自分を客観的に言うと、技術も接客もそつなくそこそこ頑張ってる感じで、売り上げなどの数字もまぁそこそこいい感じかな、というくらい。
分かりやすくいうと、中の上くらいです。
えぇ。上には上がいますし。
これでも日々小さな努力はしているのですが、ずば抜けたリラクゼーションセラピストにはまだなれていません。
それでも毎日楽しい。
お客さまと楽しく会話して、最後には満足して帰ってくれる。
辛そうで最初は返事すらしないお客さまでも、最後は機嫌よく帰っていく。
そして早いタイミングでまた来てくれて、今度は少し打ち解けてくれる。
本当にお客さまの反応がいいのかどうかくらい、長年セラピストをやっていれば分かる。最近は明らかにお客さまの反応が良くなってきたのですが、これも日々の小さい努力のたまものです。
地味ですけどね。
そして同僚とも仲がいい。
みんなと話していると癒されるし楽しい。
仕事内容も楽しいし同僚も楽しいって、これだけで十分幸せだと思っています。
わたしは企業での事務経験があって、そのときは本当にこんな風には毎日思えなかった。だから尚更思うのかもしれません。
毎日仕事が楽しいと思えたり、毎日同僚に会えるのが楽しみだったり、ステキなサロンで働けているなぁと思ったり。
この中の1つも感じれない人もきっといると思うんです。
そう考えると、幸せすぎる。
たとえそこまで数字が伸びなくても、
長年やっているのにトップセラピストと呼ばれるまでにはなれなくても、
日々の小さな努力を淡々とし続けて、
お客さまから笑顔をもらえて、
同僚と楽しく毎日過ごしているだけでも、
充分立派なセラピストなんだと自画自賛しています。
リラクゼーションセラピストは、仕事を通じて色々なことを学べます。
・お客さまとのコミュニケーションの取り方
・同僚とのコミュニケーションの取り方
・数字の見方や、目標の立て方
など。
もっと色々ありますが、セラピストとして身についたスキルは本当にプライベートでもかなり使えます。
わたしは人生で一番重要なスキルを、セラピストの仕事を通して少しずつ磨いていると思っています。
もう10年以上リラクゼーションの世界にいますが、一度も辞めたいと思わないのは、こういった理由からです。
もともとコミュ障でも立派に働いていける。
もともと我の強いわたしでも成長し続けていられる。
中途半端なわたしでも必要としてくれる。
これだけで充分幸せです。