リラクゼーションサロンに応募してくる方の中に、「土日祝日はできれば休みたいんです。子供もいるし旦那もいるし。で、平日の15時から16時くらいまでなら働けるんですけど。」とか平気で言ってくる人がいます。
これを言われると、「ああ、リラクゼーションサロンにあんまり行ったことないのかな。っていうかなんで応募したの?」といつも思います。
リラクゼーションサロンが本当に求めている人材
リラクゼーションサロンの忙しい時間帯は、土日祝日と平日夕方以降です。特殊な立地条件ではない限り、ほとんど当てはまると思います。
なので、必然的にサロンが求めている人材は、「土日祝日と平日夕方以降に働けて週休2日OKの方」となり、サロンのコンセプトにもよりますが「体力のある若い女性」がいい。
そりゃそうですよね。サロンのコンセプトに合った年齢と性別の方で、しっかり忙しい時間帯に働いてくれて利益を出してくれるセラピストが欲しい。当たり前です。
自分の都合ばっかり言う人はリラクゼーションサロンでは不採用
別にリラクゼーションサロンに限ったことではないと思いますが、平然と自分の都合を並べ立て、「募集要項にこう書いてあったので」とか言っちゃう人は、絶対に採用したくない。
ちょっと想像力を働かせればサロンが求める人材は分かるはずだし、そもそも働きたいと思っている職場のことくらい、少しはリサーチしているはずだとも思いますし。
こういう人は経験上、のちのち他のセラピストともめたりとか問題行動が目立つようになります。これはもう間違いない。100%。
リラクゼーションサロンと自分の都合のバランス
ですが、リラクゼーションサロンによっては「主婦の方もOK!時短勤務も募集中!」とか採用ページに書いちゃっているところもあって、そもそもこれが勘違いされる原因です。
サロンが求めている人材は前述したとおりですが、とはいえ応募者側の都合もある。たとえば、それこそ主婦の方だったりしたら、旦那さんも子供もいてお迎えも食事の用意もある、とか。
こうなってくるとサロンと応募者の都合がまったく噛み合わないことになるのですが、だったらどこまでお互い譲り合えるのかがポイントになる。
例えば、毎週土日どちらかなら出勤できるようにするとか、平日は金曜日だけは夜出勤できるとか、16時までだけど週に5日は出勤できる、とか。
じゃあサロン側も今いるセラピストたちに相談して、平日のオープン作業が減る代わりに平日のラスト作業が多くなってもいいのかを確認したり、OKならシフトの調整ができるのかを確認する、とか。
こういう風に考えられる応募者なら、主婦の方でも採用される。応募者とサロン、お互いの都合を踏まえてバランスを取ることができるのか。自分の都合ばっかりではなく、お互いのメリットを考えることができるのか、が重要です。