2月はリラクゼーションサロンにとって1番の閑散期。
ここを乗り越えれば明るい未来が待っているので、リラクゼーションセラピストのみなさん、頑張りましょう!
さて今回は、お客さまのハートをわしづかみにして簡単に指名数を増やす方法、をお伝えします。
お客さまが前回の施術で言っていたことをリピートする
何回もリピートしているお客さまに、「いつもありがとうございます」とか「いつも通りでよろしいでしょうか?」とセラピストが声がけして、雑談しながらいつもの施術をする。これだけだとお客さまのハートはつかめません。
でもセラピストさん、何気にいつもこのようにしていませんか?やっちゃってますよね?わたしも気を抜くとやってしまいます。
確かに「いつも通り」と言うと常連感も出ますし、気持ちのいいフレーズかもしれない。ですがこれだけだと、マンネリ化というかお客さまの印象には残りません。じゃあどうするか。
たとえば「前回は右肩のここら辺(触りながら)がお疲れでしたが、もし今日も同じでしたら、よろしければこちらのコースはいかかですか?」と、コースを変えることを提案してみる。
もし自分がセラピストに言われたら、「え!?そうそう!いつもそこが辛いの。じゃあちょっと一回やってみようかな」と思います。正直そのコースが自分に合うかどうかは分からないけど、自分が辛いところを覚えていてくれた、ということが嬉しいから。
前回の施術でお客さまが訴えていた辛いところを覚えておいて、次の施術のときにそれを伝える。たったそれだけで信頼関係が生まれます。
施術が終わったらすぐにメモに書いておく
とはいえ、月に100人近くも施術するのですから、全員の身体の辛いところを覚えておくなんて至難の技。だからメモを取ればいい。
予約が入ったときにそのメモを読んでおいて、来店されたときにそれを伝える。飛び込みでいらっしゃったときには、施術に入る前にメモを読み、施術中の会話でお客さまに伝えればいい。施術前に絶対言わなければいけないわけではありません。
そして、別に身体のことじゃなくてもいいお客さまもいます。お話ししてスッキリして帰る方もいるので、「◯◯様がこの前おっしゃっていたレストラン、どうでしたか?」と聞いてあげるだけでも、ぐっと距離が縮みます。
覚えていてくれた!という感動を与えよう
名前を覚えていてくれた
疲れているところを覚えていてくれた
子供の名前を覚えていてくれた
ペットの名前を覚えていてくれた
など。
お客さまにとって「覚えていてくれた」ということは、「自分のことをわかってくれている」ということです。言われたことありませんか?「分かってくれているから楽なんだよね」と。
超常連のお客さまが「いつものコースでよろしいですか?」と聞かれて、上機嫌になるのはこの理由ですが、印象に残るセラピストになるには弱い。分かっているからこその別の提案があれば、印象が強くなります。
わたしがいつも意識していることで、効果は確実です!ぜひ試してみてください。