リラクゼーションセラピストになりたい!と思っている方の中に、「資格をとった方がいいのでは?」「就職しても、資格を持っている方が何かと有利なのでは?」という質問をされることがあります。
結論から言います。
セラピストに資格は不要です。
セラピストに資格は必要ない理由
まず、わたしはセラピスト歴10年以上ですが、資格は「リラクゼーションセラピスト検定1級」と「アロマ検定1級」を持っています。
え?資格持ってるやん。と言われそうですが、この2つはサロンに入ってだいぶ経ってから「会社から取ってほしい」と言われたものす。なので、セラピストになる前は資格は0でした。
面接のときにアロマ検定を持っているから有利だとか、リラ検1級を持っているから優遇されるということも全くありませんし、もし持っていたら面接官が「セラピスト経験があるのかな?」と思うくらいです。それくらい必要ない。
ただ、どうしても入りたいサロンが「アロマ検定1級を持っている方のみ募集」とか書いてあるなら話は別ですが、そんな風に募集しているリラクゼーションサロンは稀です。
セラピストに資格が必要ない理由は簡単。サロンに入ってから教えてくれるし、接客や技術にほとんど資格は関係がないからです。資格を持っている=資格の知識が全て頭の中に入ってる、ではない。
セラピストに関して言えば、日本の民間資格なんてあってないようなもので、ほとんど役にも立たないし、1週間くらい勉強して取れた資格に特別な意味はないです。
セラピストに必要なのは技術と接客のみ
セラピストの世界は単純明快なんです。技術と接客で、どれだけお客さまに気持ちいと思ってもらえるか。本当にこれだけです。資格があるかないかではない。
ですが身体に関するお仕事なので、禁忌事項などはしっかり頭に入れておかなければないけません。その為の資格の勉強はある意味有効ですが、資格があるかないかというよりは、その知識があるかどうかが大切なんです。資格を持っていても、事故を起こしてしまっては意味ないですからね。
教育に熱いリラクゼーションサロンに入ればOK
資格を取る為に勉強するくらいなら、さっさとしっかり教育してくれるサロンを見つけて応募をし、教えてもらって現場に出て、分からないところがあれば質問して教えてもらう、というループを繰り返した方がいい。
セラピストは職人なので、実際に手や身体を動かし施術と接客をしてナンボです。そうやってお客さまに向き合いながら、自分のレベルを上げていく。勉強でのインプットより、施術と接客でアウトプットする方が、上手くなるスピードも質も上がります。
となれば、セラピストの教育に力を入れているリラクゼーションサロンに入るのが、一番手っ取り早い。分からないときにすぐ聞けて教えてくれる環境さえあれば、自分ののびしろは無限大だし無駄がありません。
意味のない資格取得に時間をかけるくらいなら、さっさと教育熱心なリラクゼーションサロンに飛び込みましょう。