セラピストの確定申告のやり方の続きです。
すでに必要書類は準備して、何も見ずに書けるところは記入済みだと思いますので、今回は「収入金額」と「社会保険料」を記入していきます。
確定申告書の収入金額を記入する所は5箇所ある
まずはじめにサロンが出してくれた「支払調書」を手元に準備します。そこに書いてある「業務委託料」の金額を、5箇所に書いていきます。
まずは確定申告書Bの、収入金額等欄の(ア)の事業営業等の欄に記入。
そして確定申告書Bの第二表の、所得の内訳欄にも記入します。
所得の種類は「営業等」
種目・所得の生ずる〜は「セラピスト委託料」と書いて、会社名も書いてください。
収入金額には、業務委託料の金額を記入してください。
白色の場合「収支内訳書」の、収入金額 ①売上金額に記入。
その下の④の計にも、同じ金額を記入します。
その下の⑩の差引金額にも、同じ金額を記入します。
青色の場合「所得税青色申告決算書」の①売上金額に記入。
その下の⑦差引金額にも、同じ金額を記入します。
「所得税青色申告決算書」の2枚目、月別売上金額及び仕入金額の計にも同じ金額を記入してください。
確定申告書の社会保険料を記入する所は2箇所ある
社会保険料とは、業務委託契約のセラピストなら「国民健康保険料」と「 国民年金保険料」の2つです。
確定申告書Bの第二表の、(12)社会保険料控除の欄に、
社会保険の種類に「国民健康保険料」
支払保険料に、1月〜12月までの国民健康保険料の合計を記入。
社会保険の種類に「国民年金保険料」
支払保険料に、1月〜12月までの国民年金保険料の合計を記入。
確定申告書Bの「所得から差し引かれる金額」にある (12)社会保険料控除欄に、国民健康保険料と国民年金保険料を足した金額を記入します。
こんな感じでどんどんいきますよ!
次回は、生命保険料控除の記入方法です。