実はこの、「淡々と努力する」という記事は何度かブログに書いているのですが、本当に本当に大切だと思うので、再度お伝えしようと思います。
淡々と努力できないセラピストはどうなるか
「淡々と」は、わたしのモットーです。
具体的に「淡々とする」とはどういうことかというと、「メンタルをアップダウンさせない」ということです。
どんな状況だろうと、自分の信じた道をただひたすら一定のスピードで努力しながら歩き続ける。これが理想です。
セラピストに置き換えて考えてみると、たとえばめちゃくちゃ接客と技術のスキルが高いセラピストがいたとして、その人がたった1個のクレームでとてつもなく落ち込んで、3日間くらいまともな施術ができなかったとしたらどうでしょうか。
また、先ほどのセラピストが周りのセラピストに対して常に不満があり、イライラを爆発させていたらどうでしょうか。
普通に迷惑ですよね?
お客様に対しても、周りのセラピストに対しても。
そして結局、そういうセラピストは一つの職場では長続きしません。
せっかくの高い接客スキルや技術を、メンタルをアップダウンさせることで活かすことができなくなる。落ち込みまくったところでクレームの事実は変わりませんし、イライラしたところで不満が減る訳ではありません。それどころか余計に悪くなる。
自分で自分を追い詰めていることに気が付いていませんし、セルフコントロールの大切さを分かっていません。
心の中では一喜一憂しても動じていないフリをしよう
ですが、「落ち込まないでおこう」とか「イライラしないでおこう」と思ったところで、自分の心がそう感じているんだからどうしようもないですよね。
そう。自分に嘘はつけないんです。
何か突発的に嫌なことや悪いことが起きたときに、嫌な気持ちになることを止めることなんてできない。ましてやテンション高くするなんてメンタル崩壊します。
なので、フラットな状態で「フリ」をするだけでいいです。
本当にフリだけでいい。
気にしていないフリ。
動じていないフリ。
落ち込んでいないフリ。
切り替えているフリ。
本当にこれができるかできないかで、セラピストとしての人生が楽しくなるか、そうじゃなくなるかが分かれます。
自分の心に振り回されない。
自分の心は自分でコントロールする。
フリが5分後には本当になる。
続けていると周りの見る目が変わってくる。
クレームがあったら事実を受け止め反省し、改善点を見つけて次に向けて淡々と努力すればいいし、周りに対して不満があるなら自分を振りかえり、まずは自分からできることを淡々とやればいい。
そして淡々と努力することで少しづつ溜まってきたストレスは、他の楽しいことで発散する!これもすごく重要なことなので、次回ブログに書こうと思います。