苦手なフィジカルトークを克服するため整骨院に行ったら、別の意味で裏切られた話。

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最近モチベーションが上がっているので、苦手なフィジカルトークを克服できるよう整骨院に行ってみました。最近もんでもらっていなかったので、身体のメンテナンスもかねてちょうどいいかな、という感じ。

今回は、フィジカルトークの勉強のために整骨院に行ったら別の意味で裏切られた体験談を、お話したいと思います。

整骨院は何回か行ったことがありますが、どこも似たような感じですよね？受付の人がいて、「初めてですか？保険証をお願いします」のような感じ。

ですが、今回たまたま行った整骨院は違いました。入った瞬間、「こんにちは！こちらは初めてでいらっしゃいますか？」とキラッキラの笑顔の女性に挨拶されました。そして治療中のスタッフの方も「こんにちは！」と。

ぜんぜん想像と違ったので、一瞬固まってしまいました。

キラキラの笑顔のまま色々と説明され、「予約優先制ですので、30分ほど待ち時間がございますが大丈夫でしょうか？」と。

大丈夫ですと伝えると、キラッキラの笑顔で「ありがとうございます！お待ちくださいね」と言われ待っていると、別の治療中のスタッフの方も途中で来て、「長い間お待たせして申し訳ございません。もう少々お待ちくださいね。」と。

なんか接客力の高い整骨院だなぁと驚きを隠せないでいると、「お待たせいたしました！今回担当させていただく○○です。よろしくお願いいたします！」と、元気いっぱいの先生に案内されました。

どうしようか悩みましたが、ここは治療が目的の整骨院だしリラクゼーションセラピストの仕事をしていることを話しました。

まずはわたしの普段の生活スタイルや勤務日数や時間帯など、じっくりカウンセリング。

そこまでは想像通りでしたが、治療内容や筋肉と骨の関係、筋肉の質、筋肉の柔軟性についてさらに細かく説明され、これから治療をして筋肉をどのようにしていくのかを具体的に話してくれました。

はしょられると思いましたが違いました。おお…すごくプロ意識を感じる。確かに治療ですからね。リラクゼーションとは違う、とは分かっていてもビックリしました。

そうやって説明を受けている間も、「○○さん！今日はいつもより予約が早くてビックリしました！」とか「○○さん！こんにちは！」とか「○○さん、旅行はどうだったんですか？」とか、整骨院がにぎわっているというか楽しそうな感じ。

スタッフだけの空元気ではなくて、治療中の方みんなが本気で楽しんでいる雰囲気が伝わってくるんです。

施術が終わって受付に戻ろうとすると、「白子さん！お疲れまでした！」と色んなスタッフから名前を一気に呼ばれて、またしても固まってしまいました。ですがいやな感じはしないし、慣れなくてくすぐったいだけです。

なんでもうみんなわたしの名前を知っているの…？と不思議な感じ。

ちゃっかり予約を取らされて（取って）帰ろうとしたら、さきほど担当してくれた方は治療中だったので、違う先生が丁寧に外まで出てきて見送ってくれました。

「またお待ちしています！気をつけてくださいね！」と。「はっ！はい～」と返して帰りました。

他にも書ききれないくらい、もっとビックリすることもありました。とにかく接客力の高さに圧倒されて、肝心なフィジカルトークネタの仕入れが出来ずじまい。

せっかく15分もかけてフィジカルトークをしてもらったのに、全部ぶっとんで接客力が高かったことしか本当に覚えていません。

こんな整骨院もあるんだな～とも思いましたが、今はこれくらいしないと他の治療院に流れてしまうのかもしれません。

治療が目的の整骨院でこんな接客をされたら…と、さらに自分の仕事にも気合が入りました。

面白そうな整骨院なので、しばらく通ってみたいと思います。今度こそは、ちゃんとフィジカルトークのネタを仕入れてみせます！

セラピスト辞めちゃうの？