リラクゼーションサロンで予約を取るとき、「指名料がかかるなら…別にどのセラピストでもいいかな」と言われてしまうことってありませんか?
わたしは「指名料に負けた」と思いますが、それはオンリーワンなセラピストになれていない証拠。
今回は、指名料を超えるセラピストになるための心得3つを、お伝えします。
- 指名料を超えるセラピストになるには、自分だけが持っている個性を大事にする
- 指名料を超えるセラピストになるには、自分の個性の幅を広げる努力をする
- 指名料を超えるセラピストになるには、気分を一定に保つ訓練をする
指名料を超えるセラピストになるには、自分だけが持っている個性を大事にする
なぜ「指名料を払うくらいなら別にあなたじゃなくてもいい」と言われてしまうのか。それは、他のセラピストでも満足できるからです。
このときのお客さまの心境は「この前気持ちよかったしな~この前のセラピストさんに当たるといいな」くらい。それで指名料がかかるなら、他のセラピストさんでも気持ちいいかもな~と思っちゃうわけです。
じゃあ、どうしたら指名料を超えるセラピストになれるのか。それは、お客さまが自分の個性に対して指名料を払ってくれるようなセラピストになる必要があります。
たとえば、「この前言ってたアドバイス通りに生活したら改善した!またあのセラピストに身体をほぐしてもらいたい!」とお客さまが思えば、指名料がかかるからといって「じゃあ別のセラピストでもいいです」とはなりません。
この場合、お客さまに合った的確なアドバイスができることが、そのセラピストの個性です。
アドバイス以外にも個性は無限にあります。
・笑顔がだんとつにすばらしい
・話を聞くのが飛びぬけてうまい
・肩の施術が誰よりもうまい
・誰よりもお客さまの名前を覚えている
など。
誰でもできることをただこなしているだけでは、指名料を超えるセラピストにはなれません。自分だけが持っている個性を生かしてこそ、オンリーワンなセラピストになれるのです。
指名料を超えるセラピストになるには、自分の個性の幅を広げる努力をする
たとえば、先ほどの「お客さまに合った的確なアドバイスができるセラピスト」は、それだけでは今後誰かに抜かされてしまうかもしれません。
あこがれる存在だったセラピストを真似て勉強してきたセラピストも、日に日に成長しています。停滞したままでは自分の存在価値は落ちてしまいます。
そのためには、日々自分の個性の幅を広げる努力をする必要があります。
そもそも個性とは、かけるものが多くなるとさらに研ぎ澄まされていきます。かけるものとはたとえば、「的確なアドバイスができる」×「笑顔がだんとつにいい」×「聞き上手」…となってくれば、限りなくオンリーワンなセラピストに近づきます。
じゃあ、どうやったら自分の個性の幅を広げることができるのか。それは周りのセラピストが言ってくれたことに耳を傾けることです。
いままで周りのセラピストに褒めてもらったことを、思い出してください。いい接客だね、丁寧だね、声のトーンがいいね、よく気がつくね、話をするのが上手だね…など、何かしら絶対に褒められているはずです。
それに気がついて、一つ一つ磨いて成長させていくしか方法はありません。
指名料を超えるセラピストになるには、気分を一定に保つ訓練をする
いくら個性があって魅力的でも、気分にムラがあるセラピストは指名料を超えるセラピストにはなれません。逆に裏切られた感じがして、ガッカリされることにもなりえます。
お客さまはせっかく指名したのに、前回とは全く違うテンションで接客されたらガッカリですよね?「この前はあんなに笑顔が素敵だったから指名したのに、今日はあんまり笑顔がない…」とか、ある意味詐欺です。
同僚でも気分にムラのあるセラピストは嫌ですよね。それが、せっかく指名したセラピストならなおさらです。
プライベートではしょうがないかもしれませんが、仕事では気分を一定に保つ訓練を普段から心がけましょう。それは未来の指名してくれるお客さまのためでもあり、一緒に働いているセラピストのためにもなりますよ。意識してみて下さいね。