セラピスト辞めちゃうの?

リラクゼーションセラピスト歴10年以上。続けるコツなどをコラムで配信しています。

セラピストが辞めないようにするには、海外ドラマを参考にすれば解決するよ。

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せっかく新人セラピストが入ったと思ったら、誰か1人辞めたいって言ってきた…。これ、リラクゼーションサロンのあるあるですよね。

 

正直、「セラピスト辞めたいんだったら、さっさと辞めたら?」とストレートに言いたいところですが、そう簡単に言えないサロン側の事情もある。セラピストの人員が安定しない限り周りのセラピストの負担も大きくなるし、売上も安定しない、など。

 

今回は、海外ドラマを参考にしてセラピストが辞めないようにする方法、をお伝えします。

セラピストが褒めてほしいところを、とにかく褒める

これは王道の方法ですが、正直一番効果があります。とにかくほめる。ほめまくる。そんなにほめると嘘くさいかな?と思うくらいほめる。

 

日本人は基本的にほめ下手だと、わたしは思っています。外国人の方ってめちゃくちゃほめまくっていますよね?海外ドラマを見ていると、ほめまくっているし賞賛しまくっている。

 

「その靴いいね」「そのピアスいいね。誰かからのプレゼント?」「あなたの力がなければ達成できなかったわ」「すべてあなたのお陰よ」「今まで出会った中であなたがベストよ!」などなど、映画祭などのスピーチとかでもとにかくほめまくりです。

 

正直嘘くさいですが、嘘だと思われてもいいんです。それだけすごいと思っているっていうことが、少しでも伝わればいい。

 

セラピストだろうがなんだろうが、人は誰かに認めてもらいたいと思っています。だいたい他人の評価より自分の評価の方が上なので、ほめすぎかな?と思うくらいで、相手にとってはちょうどいい。

 

自分のサロンをとにかく褒めまくる

たまにいませんか?自分のサロンをめちゃくちゃ悪く言うセラピスト。あれは、本当に損をしているな~と思います。だって、自分も一員ですからね?自分のサロンが嫌なら、「あなたがさっさと異動か辞めるかしたら?」って本気で思います。

 

外国人なら「文句言ってるくらいならどっかいってよ!」「みんなの迷惑になるからやめろよ!」とか直球で言われそうです。実際、海外ドラマや映画ではストレートに言ってますよね。

 

逆に、「うちのセラピストはみんな性格いいから」「うちは、みんなやる気出したらすごいから」「うちはここに強いサロンだから」「うちなら絶対いける」「私たちはイケてるセラピストだから」とか、セラピストの誰かが言い続けていたらどうでしょうか。

 

一緒に働いているセラピストは「そう言われたらそうだな」「みんな仲いいもんな」「結構売上あげるときはあげるもんな」など、プラスに勝手に思ってくれます。まさに言霊(ことだま)。「最高のサロンの一員なんだ」と思えたら、自分に誇りが持てます。

 

海外ドラマでの外国人も、「俺らは最高のチームだ!」「最高のチームで仕事ができて、わたしは世界一幸せ者だ」「わたしたちに出来ないことなんてないわ」と、自分の地チームをめちゃくちゃ自画自賛していますよね?まさにこれです。

 

セラピストにとにかく声をかけまくる

日本人は「空気を読む」ことをすごく重要視するので、むやみやたらに声はかけませんよね。でも海外ドラマでの外国人たちは、本当に声をかけかくっています。

 

ちょっとでも落ち込んでいる雰囲気の人がいたら「どうした?」「なんかあったなら話せよ」「聞くよ?」「ボスに相談してこいよ」など、言葉のシャワーを浴びせます。これって、一人じゃないからね、と言われているみたいですし、「誰かに相談するほどのことでもないかもな」ともなりそうです。

 

日本人のわたしたちには慣れないかもしれませんが、「大丈夫?」「無理しないでね」「なんかあった?」「この前大丈夫だった?」とかなら、真似できそうです。

 

思っているだけじゃなくて、声に出して行動にでる。空気が読めないと思われる可能性もありますが、興味がないと思われるよりマシです。しかも、相手をいたわる言葉なら、空気が読めていなくても嫌な気はしません。もうプラスでしかない。

 

さいごに

実際わたしが実践していて、わたしのいるサロンで辞めたセラピストはここ4年はいません。セラピストの方なら分かってもらえると思いますが、これってすごいことですよね?

 

海外ドラマの外国人たちを参考に、真似できるところは取り入れてみると意外とうまくいったりしますよ。試してみてくださいね。