業務委託契約です、と言うと必ず「保障がなくて不安じゃない?」と返ってくる。
わたしがなんの保障?と聞くと、「社会保険とか労災とか…」と返ってくる。
このやり取りの度に不思議な気持ちになります。
じゃあ、今までどれだけの事を会社に保障してもらったことあるの?と言いたい。
今回は、わたしが業務委託契約を強くすすめる理由を3つをお伝えします。
国民健康保険料は確定申告で安くなってトントンくらい①
最初にはっきり申し上げておきますが、大企業で働いていて充分やりがいもあるなら、その企業にいた方がかなり手厚いです。
社会保険に加え、福利厚生も充実していてボーナスもしっかりあって、バカンス休暇などの有給も取れると思いますし、それに加えてやりがいも充分。最高ですね。
ですが普通の中小企業だとどうでしょうか。
通常は社会保険と雇用保険くらいでは?
だいたい金額にすると、女性20〜30代だと手取り20〜25万円くらいで社会保険料として月3万円程引かれている感じでしょうか。
そしてやりがいもない?
はじめに言っておきますと、きちんとした会社のリラクゼーションセラピストなら、1年頑張れば同じ手取り(20〜25万円)にほとんどの人がなれます。
1年ですよ。早い人なら初月でいきます。わたしがそうでしたが、それほど難しい事ではありません。運もあると言われそうですが、何回か通って忙しそうな店舗に応募すればいいんです。そんなの最初にだいたい見分けられる。
手取りは行くかもしれないけど保障が…ですよね?問題は。
業務委託契約セラピストは、社会保険は自分で国民健康保険と国民年金に入ります。
国民健康保険料は年収から計算されて決まりますが、業務委託契約の場合は確定申告をすることができる。
確定申告ってやったことないと難しく感じますが、要は「(年間の手取り金額)ー(経費)=収益」にできるこということ。
具体的に計算してみると、
23万円(月の手取り)✖️12ヶ月=2,760,000円
経費(セラピストとしてかかったお金全ての合計)=1,800,000円
収益 2,760,000円ー1,800,000円=960,000円
経費を引けることで収益が96万円になり、これに税率をかけて国民健康保険料が決まるので、かなり安くなります。
企業で入る健康保険料は会社と社員が半分ずつ負担していますので、わたしの経験上だいたい個人事業主が確定申告して払う保険料と同じくらいか、もしくは少し高いくらいです。ね?差はほとんどありません。
個人で入っている国民健康保険だからって、お医者さんが医療に差をつけませんよね?
医療費が正社員が2割負担のところが、業務委託契約は3割負担だ!と言う方がいるかもしれませんが、そんなに頻繁に病院に行きますか?微々たる差ではありませんか?
将来の年金は自分で加入すればいい②
国民年金は誰であろうと金額が固定なので、安くするすべはありません。
そうなると、企業で入る厚生年金の方が会社が半分負担してくれますので、だいぶお得ということになりますね。
国民年金は「収益が低い場合は申請をすれば免除してくれる」という制度があるので安くすることはできますが、年金は健康保険とは違い、将来もらえる金額を積み立てている制度です。
ですので、免除申請して安くすると将来もらえる金額も減ります。当たり前ですよね。でも、未払いではないので国民の義務は果たせる。
そこでわたしは、払った金額より少なくなる可能性のある国民年金は免除申請し、個人年金に入っています。ちゃんと申請しているので、義務は果たしていますよ!
個人年金は保険会社に山のように商品があるので、チェックしてみてください。ちなみにわたしはある一定の年齢が来たら、自動的に死ぬまでお金がもらえる年金に入っています。
また確定申告をすると、住民税も安くなります。同じくこれも一年間の収益から計算されるためです。会社員だと月々社会保険料と一緒に天引きされていますが(住民税は会社は半分払ってくれない)、個人事業主だと毎年6月に請求がきます。市にもよりますが、確定申告しているのでかなり安くなりますよ。
確定申告をして税金が少なくて済んでいるんだから、その分を個人年金に当てればいい。なんら正社員と変わらない保障が手に入ります。
正社員は年末調整の書類を出すだけで、あとは会社が全部やってくれる。個人事業主はわざわざ確定申告を自分でしなきゃいけない。まあ、やったことなければめんどくさそうですよね、確定申告。でも、ただ自分でやるというだけで、正社員とほぼ同じ保障ですよ。
業務委託契約なら働いた分は確実に自分のもの③
サラリーマンなら基本月給か年俸制で、働いた分は確実に自分のものにはならないですよね?
中には、残業代が出るから自分のものになっている!と言う方がいますが、では人の倍働いたら倍のお給料がもらえますか?
めちゃくちゃ遠い未来はもらえるかもしれない。どこかに密かに私のことを見ていてくれて、、、とかあるかもしれない。でも確実ではない。
業務委託契約セラピストは確実なんです。やった分だけ確実に自分の委託料として返ってくる。工夫した分だけ確実に多く返ってくる。すごくシンプル。
仕事は待遇ではなくやりがいを一番に決めるべき
漠然と正社員は保障がある!と思っていても、実際の保障の中身なんてこんなもんです。
交通費も負担してくれるし、備品も支給される!とかも、だったらもともと会社の近くに住めばいいし、最初は備品も中古で揃えればいい。お金が貯まってきたら新品で買えばいいし、企業は退職したら返却しなきゃダメですが、業務委託契約は当たり前ですが自分のもの。
要は、どちらも一長一短であり、正社員がものすごく得して業務委託契約は損するとか、しっかり保障されるとかされないとか、そういうことではない、ということです。
ただ、業務委託契約は自分の力で切り開いていかなければいけません。それが出来なければ、いつまでも実入りは変わらない。
だからこそ、しっかりとした教育制度のある会社を選ぶべきだと以前申し上げました。
会社員がよくない、業務委託契約がいい、という話でもない。
やってみようという仕事が業務委託契約だからといって選択肢から外すのは、あまりにも短絡的だということです。
しかも確定申告などのやり方や情報は、先輩たちがみんな持っています。教えてもらいながら少しずつできるようになればいいだけ。全然ハードルは高くありません。
「待遇」というマジックワードだけで、業務委託契約セラピストを選択肢から排除する人が少なくなりますように。