セラピスト辞めちゃうの?

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セラピストが確定申告しないとどうなるの?青色と白色の違いも。

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確定申告シーズンですね。業務委託契約の現役セラピストで確定申告しない方はいないとは思いますが、もし確定申告しないとどうなるのか、また青色と白色の違いも、お伝えします。

セラピストが確定申告しないとどうなるの?

まず納税は国民の三大義務の一つです。覚えていますか?国民の三大義務。「教育」「勤労」「納税」です。国からやれ、と言われている1つが納税。

 

もしかしたら確定申告をしていなくても、大きなお金の動きがなくそ~っと過ごしていれば、国や税務署にバレないかもしれない。フリーターみたいな感じでなんとなくいけるかもしれない。

 

でもよく考えてみてください。前回の記事に書いていますが、サロンは支払調書を出してくれていますよね?

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これって具体的に言うと、「あなたの会社はあなたに去年○○円確かに支払いました」という書類を発行しているんです。

 

ということは何かのタイミングで調査が入り、「あれ?このセラピスト確定申告もしていないし納税もしていないぞ!」ということになれば、さかのぼって税金を支払わなくてはいけません。しかも延滞税がプラスされた金額で、まさかの7年前までさかのぼって計算されます。

 

そんなのわたしは大丈夫~バレないし、と思っていませんか?ご存知かもしれませんが去年からマイナンバー制度が導入され、個人の収入などはすべて紐づいて一括管理されるようになっています。先ほどの支払調書が紐づいてくるのは、もうお分かりですよね?

 

マイナンバーカードまだ申請していないし~という方でも、国が勝手にマイナンバーを振り分けていますから、ただカードを持っていないだけでマイナンバーはあります。

 

・確定申告していない負い目
・延滞税を含めた税金をさかのぼって支払うかもしれないリスク
・収入証明がないのでローンなども一切組めない

こんなリスクを背負うくらいなら、さっさと確定申告した方がいいです。

 

青色申告と白色申告の違い

青色申告なら、収入から経費を引いて、さらにそこから特別に65万円を引いてから所得金額を出せます。

そして基礎控除額38万円(確定申告したら絶対引ける金額)もさらに引けるので、合計103万円も収入から引いた金額で、税金を計算することができるんです。

 

白色申告なら、青色申告のような特別に65万円を引くことはできませんが、経費+基礎控除額38万円は引けるので、それだけでもかなりお得ですよね。

 

セラピストは個人事業主。必ず確定申告しよう!

個人事業主のセラピストである以上、確定申告をしないという選択肢は絶対にありせん。確定申告をせずに収入が無いことにして…というのは、セラピストの品格に関わります。

 

税金の支払いは「知らなかった」では済まされません。さきほども言いましたが、税金は国民の義務なので本当に容赦なく請求されます。普通に銀行口座をとめられるパターンもありますよ。

 

そんなことにならないためにもセラピストとしての品格を持ち、きちんと申告しましょうね。

 

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